- 指示しても拒否される(やってくれない)
- まともに話を聞いてくれない
- 拘束される時間が長い
- 責任だけが重くのしかかる
- 問題が起きたら上司に怒られる
工場でのリーダー職は誰もやりたがらない辛い仕事。
その中でも、「楽しんでリーダーをしている人」がいるのを知っていますか?
「そいつ頭おかしいんちゃうか・・・?」
と思うかもしれませんが・・・いや、ある意味頭おかしいかもしれませんね。。。
そこで今回は、工場のリーダー職が辛い…となる根本的な原因と、リーダー職を楽しめる人の考え方のついて、書いていきたいと思います。
工場のリーダー職は辛い…泣。原因はだいたいこれ!
リーダー職が辛いのは、「夢のある勘違い」をしていたからです。
リーダー職を任されたときは、
「よっしゃ~♪ 実力を認められてリーダーに任命された~!」
と浮かれがち。。。
もし作業員としての実力が認められてリーダーに任命されたのなら、それはそれで不幸のはじまりです。
なぜなら、作業員としての技術やノウハウが通用しないのがリーダー職だからです。
そもそもリーダーの役割は、チームを適切な方向へ導くこと
なので、技術が高いのは関係ないんですね。
しかし、
「自分の技術や考え方を教えればうまくいく!」
という夢のある勘違いからスタートしてしまう人が非常に多いです。
この勘違いが、工場のリーダー職は辛い…泣 となってしまう大元の原因です。
人を”使う”のがリーダーの仕事だと勘違いしている
人を「使う」のがリーダーの仕事だと勘違いし、自分の思い通りに人を動かそうとしてしまいがちです。
そもそも勘違いの原因は、今までに見てきた職場のリーダーたちが「トップダウン型」で人を動かしていたからなんですけどね。
トップダウンとは、企業経営などで、上層部による意思決定が上位から下位へ伝達され、社員をそれに従わせる管理方式。
特に工場は、その傾向が強いですね。
なぜなら、時代の変化に気づいていない思考停止労働者が多いからです。
参考になるリーダーがいなかったからこそ、人を「使う」のがリーダーの仕事だと勘違いしてしまうんですね。
リーダー職を楽しめる人に共通する3つの考え方
「工場のリーダー職は辛い!!!」
という人と対照的に、なぜかリーダー職を楽しめる人がいます。
そんな人たちは共通して、
- しんどくても「成長のため」と割り切っている
- 失敗しても「新しい学びが得られる」と思っている
- この経験を「自分の人生」に活かそうとしている
この3つの考え方がベースになっています。
リーダーになると、いち作業員のころとは比べ物にならないぐらいしんどいだろうし、うまくいかなくて落ち込むこともあるでしょう。
しかし、そんなことは覚悟の上。
「成長のため」と割り切ることで、リーダーという仕事に正面から向き合うことができているんです。
仮に失敗することがあっても、そこから「新しい学びが得られる」と前向きに捉えることができるし、そこから学んだことを、自分の人生に活かせるとも思っています。
そう考えているから、過酷な工場でのリーダー職でも楽しめるんですね。
このように、リーダー職を楽しめる人は、成長意欲が高くて学ぶことが大好き人が多いんです。
まとめ
今回は、工場のリーダー職が辛い…となる根本的な原因と、リーダー職を楽しめる人の考え方のついて書きました。
リーダー職が辛い人は、
- 自分の技術を教えてやらせればうまくいくと思っていた
- 人を”使う”のがリーダーの仕事だと勘違いしていた
リーダー職を楽しめる人は、
- しんどくても「成長のため」と割り切っている
- 失敗しても「新しい学びが得られる」と思っている
- この経験を「自分の人生」に活かそうとしている
簡単にまとめると、
リーダーという仕事の役割を勘違いしていた人は、うまくいかずに辛い思いし、リーダーの役割を理解し、前向きに取り組んでいる人は、仕事を楽しめる。
という結論です。