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【危険】職場の人間関係をぐちゃぐちゃにする「自己愛性人格障害」の特徴

  • 見苦しいほど「自分はすごい」アピールをする
  • 自分は「特別」という意識が極端に強い
  • 「褒めてほしい」アピールがうざい

あなたの職場にこんな人はいませんか?

これが度を越し、理解を絶するほどである場合、「自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)」の疑いがあります。

自己愛性パーソナリティ障害(じこあいせいパーソナリティしょうがい、英: Narcissistic personality disorder ; NPD)は、ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ちなみに「サイコパス」と呼ばれる人も、似たような傾向があるので要注意です。

今回は、職場の人間関係をぐちゃぐちゃにする「自己愛性人格障害」の特徴について詳しく書きたいと思います。

職場の人間関係をぐちゃぐちゃにする「自己愛性人格障害者」の特徴とは

職場にいる「自己愛性人格障害」ついて、著書『ビジネス心理学大全』では以下の6つの特徴をあげています。

  1. 根拠のない自信をもっている
  2. 自分は特別といった意識が強い
  3. 賞賛を求め、褒めてくれないと機嫌を損ねる
  4. 平気で人を利用する
  5. 共感性が乏しく、人の気持ちに関心がない
  6. 自分より優れた成果を出す人や人気のある人に嫉妬する

出典元:『ビジネス心理学大全』(榎本 博明/日本経済新聞出版)

わかりやすくいうと、

自分は選ばれし者であるという根拠のない自信をもっている割には、誰からもすごいと言われないからすぐスネる、人の気持ちがわからないめんどくさい奴です。

「あ、アイツのことだ!」

と思った人も多いんじゃないでしょうか。

そう、アイツのことです(笑)。

それでは「自己愛性人格障害者」の特徴を解説していきます。

根拠のない自信をもっている

自己愛性人格障害の人は、「自分は特別である」という根拠のない自信をもっています。

たとえば、自分の中にはものすごい才能が眠っていて、何かきっかけがあれば「超サイヤ人」に変身できるポテンシャルがある、という子供みたいな根拠のない自信です。

現実を客観視できず、自分の都合のいいように考えてしまう、ある意味「妄想癖が強い人」だとも言えます。

自分は特別であるという意識が強い

自己愛性人格障害の最大の特徴として、「自分は特別だ」という意識があまりにも強すぎることがあげられます。

誰にとっても自分は特別です。

それはふつうのコトなんですけど、自己愛性人格障害の人はレベルが違います。

どれくらい違うのかというと、俳優の「温水 洋一」と、「カルロス・ゴーン」の眉毛ぐらい違います。

今のは冗談です。

一番わかりやすいのが『ワンピース』に出てくる「天竜人」がまさしく、究極の「自己愛性人格障害」ですね。

※天竜人を知らない人はこの動画を参考にしてください。

彼らにとって重要なのは自分の気持ちと欲求だけであり、何でも自分の思い通りになって当然なのだ。

相互関係や助け合いという発想は、彼らにはない。

なぜなら周囲は、

ただ自分に同意し、自分に従い、自分を褒めちぎり、自分を慰めるためだけに存在する からだ。

つまり周囲の存在価値は、自分のあらゆる欲求を先回りして読み取り、それを満たすことにある。

『結局、自分のことしか考えない人たち』(サンディ ホチキス/草思社文庫)

賞賛を求め、褒めてくれないと機嫌を損ねる

自己愛性人格障害の人は、「自分は特別だ」と思っているものの、中身は根拠のない優越感であるため、心の中には「自信のなさ」を抱えています。

その不安を拭い去るために、人からの賞賛を求めるということです。

まるで、無能なワンマン経営者ですね。

自分のことを持ち上げてくれる人だけをまわりに置き、持ち上げてくれないやつは排除する、みたいな。

一言でいうと、「めんどくさいやつ」です。

平気で人を利用する

自己愛性人格障害の人は、自分の成功のためには平気で人を利用したりします。

なぜなら、自分は特別だから、何をしても許されると思っているからです(まるで天竜人)。

たとえば、人が考えたアイデアを、いかにも自分が考えたかのように提案するなんてことは当たり前。

人をこき使うだけ使って、いいとこ取りをすることに何の罪悪感もありません。

自分の成功がすべてで、他の人はそれを手助けするためだけに存在すると本気で思っている。

まさに、人のことを虫けらのように扱うサイコパスと同じです。

共感性が乏しく、人の気持ちに関心がない

自己愛性人格障害の人は、人の気持ちにまったく関心がなく、共感能力が欠如しています。

いわゆる「こころ が無い」状態です。

自分の言動で人に与える心の痛みがまったくわかりません。

これは、共感能力が完全欠如している「サイコパス」の特徴と一致しています。

自分より優れた成果を出す人や人気のある人に嫉妬する

自分は「特別な存在でなければならない」と思っているので、他人の成功に対して嫉妬します。

嫉妬するだけならまだかわいい方です。

酷い人は、

  • 罠にはめようとしたり
  • 変な悪口を言いふらしたり

と、本気で潰そうとします。

人に失敗させることで自分の評価が上がると勘違いしているんでしょうね。

誰かが成功したり、上司から褒められたりするたびに不機嫌そうな態度をとったり、陰でその人の悪口を言いふらしたりする人は、自己愛性人格障害である可能性大です。

まとめ:自己愛性人格障害は製造現場に多い!

今回は、「自己愛性人格障害」の特徴について書きました。

  • 共感能力が完全欠如している
  • 自分のために平気で人を利用する
  • 自分は特別だと思っている

こんな人、どの職場にも一人はいるんじゃないでしょうか?

もしいないのなら、ラッキーですよ(笑)。

私の感覚では、製造現場なら、7:3で「自己愛性人格障害」気質の人の方が多いんじゃないかと思います(主観です)。

特に職人と言われる人に多いです。

「めんどくさい職人が多くて困ってるんですよね~」という方は、以下の記事が参考になると思うので読んでみてください。

この記事で引用した書籍

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