部下への対応

【成長意欲のない部下への対応】5つの原因と有効なアプローチ

成長意欲がなく、淡々と業務をこなす部下を見て、

「もっとやる気になってほしい」

「もっと前向きになってほしい」

と、もやもやしていませんか?

部下に成長意欲がない原因には、職場のさまざまな要素が考えられます。

 

そこで今回は、部下に成長意欲のない原因と、仕事に対して前向きになるアプローチについて書きたいと思います。

成長意欲がない原因を5つピックアップ

 

歪んだ固定観念

仕事とは、「嫌なことを我慢しながらするものだ」という固定観念をもっているケースです。

実際に見てきた先輩方が、文句も言わずにひたすら嫌な仕事をこなしている姿を見てそう思ったのかもしれない。もしくは、自分の親から「仕事っていうのは我慢するもんだ」と教えられたのかもしれません。

この仕事に対する固定観念は、潜在意識の奥深くに刻み込まれています。

 

「成長なんてとんでもない・・・」

「ふつう仕事って指示命令されたことをするだけでしょ?」

「仕事って我慢してなんぼでしょ?」

 

という意識が、成長意欲をもてない原因になっているんです。

 

割り切っている

仕事は「お金をもらうためにしかたなくやるもの」と割り切っているケースです。

 

なので、「責任は果たす、でも成長する気はない」という気持ちで仕事に取り組んでる。もしくは、「仕事をしているふりさえしとけばお金はもらえる」という最低な考えで仕事をしている人もいます。

 

どちらにも言えることですが、

「給料さえもらえればそれでいい。仕事に対してそれ以上のことを求めていない」

というスタンスであることが原因です。

 

自分にはセンスがない

いくら頑張っても空回りするだけで、まわりの人からは「お前はセンスないなぁ」とバカにされる。。。

 

部下A
「どうせセンスのある人には勝てないんだし、「努力するだけムダじゃね?」

 

・・・というふうに、自分にはセンスがないから頑張ってもムダだと諦めているケースです。

 

センスとは、生まれもってあるものではなく、後天的に身につけられるもの。

行動するときの判断材料となる「質のいい知識」をインプットしておけば、センスがある行動をとれるようになります。

その事実を知らないがために、「自分はセンスがない」と諦めモードで仕事に取り組んでしまう。。。

これはすごくもったいないです。

 

攻撃されるのが怖い

仕事に対して前向きに取り組んでいる人を攻撃する奴らがいます。

それは、成長されたら「自分の立場が危うくなる」と怯えている、小心者で成長意欲のないやつらです。

自分のことしか考えていないので、平気で人を傷つけるようなことをしてきます。

そんな人たちに対する恐怖心が大きなり、自分の成長よりも目立たないことを選んでしまうんです。

 

そもそも興味がない

今の仕事に対して、まったく興味がないことが原因であるケース。

興味がないことに対して意欲的になれないのは当然のことなので、成長意欲をもつことはむずかしいでしょう。

そもそも、仕事に興味がないので、どうでも良いと思っていることがあります。

 

成長意欲のない部下に有効な3つのアプローチ

成長意欲のない原因がわかっても、どのようなアプローチをしていけばいいのかがわからない。。。

 

ここでは、成長意欲のない部下に有効な3つのアプローチを紹介したいと思います。

 

仕事への捉え方を変える

「仕事とは〇〇なもの」と言う「固定観念」をまずは溶かす必要があります。

じゃないと、いくら熱心にアドバイスをしたとしても、まったく心が動かないし、聞く耳も持たないからです。

 

アプローチの方法としては、

「他の視点もあることを少しずつ伝えていくこと」

が有効です。

 

たとえば、会社という組織の中で人間関係をうまく築けるようになれば、家族という組織でもいい関係を築けるようになる、という考え方です。

組織の中にいる以上は、人間関係を築くことから逃れられません。

それは家庭でも同じなんです。

 

私は部下にこのように言うことがあります。

 

「家庭での人間関係を壊さないためにも、学んだこと、気になったこと、聞いたことなどは職場で試せばいい」

「職場では失敗しても改善できるけど、家庭での失敗はなかなか改善できないよ」

「だから仕事の中で成長して、それを自分の人生に活かせ!」

 

このように言えば、「たしかに!」となり、仕事への捉え方が変わることがよくあります。

 

「仕事で身につけたスキルや知識は、自分の人生に役立てるもの」

 

という捉え方に変われば、成長意欲も上がるはずです。

 

失敗に対するプレッシャーを取り除く

失敗することに対して恐怖心を抱いている場合は、失敗へのプレッシャーを取り除く必要があります。

なぜなら、失敗して責任を問われるぐらいなら「何もしないほうがいい」という考えになり、成長どころではなくなるからです。

 

これを「不作為バイアス」といいます。

不作為バイアスとは

何かやって失敗するより、何もしないほうが責任を負わず、非難されないと考える傾向のこと。

 

チェレンジできない環境では成長意欲が育ちません。

なので、まずは「失敗に対するプレッシャー」を取り除きましょう。

 

具体的にはどうすればいいのかというと、「評価基準」を明確にすることです。

  • チャレンジしたことに対して高く評価する
  • 成果よりも積極的に取り組んだことを評価する
  • チャレンジしない者にはマイナス評価をつける

 

つまり、業務に取り組む「姿勢」を評価ポイントにするということです。

 

「チャレンジ」と聞いて、「そんな積極的に取り組めない・・・」と思うかもしれませんが、そんな大それたことをしなくても大丈夫です。

たとえば、「整理整頓してものを探やすくする」とか、「時間の管理がスムーズにいくようにタスクを整理する」という簡単な取り組みでもOK。

少しでも前向きな姿勢で取り組んでくれれば合格です。

 

その結果、失敗へのプレッシャーも少なくなり、成長意欲にもつながりやすくなるはずです。

 

会社の事は考えるな!

「会社のために」とか、「職場の仲間のために」とかいうタテマエで人は動きません。

 

なので、私は部下にいつもこう言います。

 

「会社のことなんか考えるな!」

「自分のことだけ考えて仕事に取り組め!」

 

会社のために努力するなんてバカみたいなことをしなくてもいい!

 

↑これを聞いて頭の固い人は「けしからん!」と怒るかもしれませんが、これは、

 

「自分のため」を追求していくことで、会社にも良い影響を与えられればそれでいい

 

という考え方です。

 

なのでとりあえず会社のことは横に置いときましょう。

そして、自分の成長のために、仕事を通してどんなスキルを身につけていけばいいのか、を一緒に模索していくんです。

 

  • 問題点を見つけるスキル
  • 問題を分析して解析するスキル
  • 良好な人間関係を築くスキル
  • 自分の考えを主張するスキル
  • みんなの意見をまとめるスキル

などなど、人生にも役立つようなスキルを「会社のため」ではなく「自分のため」に身につけるという考え方になれば、仕事に対して前向きになり、成長意欲が掻き立てられるきっかけになるはずですよ。

 

まとめ

今回は、部下が成長意欲のない原因と、成長意欲のない部下への対応について書きました。

 

部下に成長意欲がない原因は、

  • 歪んだ固定観念
  • 割り切っている
  • 自分にはセンスがない
  • 攻撃されるのが怖い
  • そもそも興味がない

成長意欲のない部下に有効なアプローチは、

  • 仕事への捉え方を変える
  • 失敗に対するプレッシャーを取り除く
  • 会社の事より自分のために仕事をする

 

成長意欲がない部下に対して、「成長意欲をもって・・・」とか言うのは逆効果。

なので、部下自身が「こうなりたい」と思い、自主的に行動できるように導いてあげるのがリーダーの役割だと思います。

 

以上。

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