納得するまで動かない部下、それはつまり「納得しないと行動できない人」であると言える。
逆に言えば、「納得さえできればすんなり動く人」でもある。
そんな部下に対して、
「甘えてるだけだ!」とか、「社会人としてダメなやつ」みたいなことを言う人いる。
きついことを言うが、こんな上司は無能!
なぜなら、納得させられない自分のことを棚に上げて、部下だけを悪者にしているからだ。
そこで今回は、納得するまで動かない部下を悪くいう無能な上司の生態について解説したいと思う。
納得するまで動かない部下を悪くいう上司は「無能」な証拠
無能な人というのは、納得しないと動かない部下を悪者にしようとする。
納得させることができなくても「自分は悪くない」と思いたいからだ。
無能なくせに自分は優秀だという思い込みをもっているので、うまくいかないことはすべて他人のせいにしがち。
それに、「上司の立場になって考えてほしい」というまさに、自分のことしか考えてない証拠となるような発言を平気でしたりする。
「教えて!goo」にこんな面白い質問があったのでシェアしたい。
タイトルは、
普通の方は「納得なんかしなくても動ける」のですか?
質問本文
すみません。ふつーは人は「納得なんか不要で要らなくても動ける」のですか?
僕は「論理的な根拠の提示と具体的な方法論などで完全に納得しないと動かない、更に言うならそれプラス興味関心が向かないと動かない」らしいです。
他の方はそうではないのでしょうか?だからほとんどかなりの事は動かない、動けない。です。
やっぱり「納得しないと動かない」なんて方は本当に少数ですか?自分は昔からこうでした、お願いします。
この質問に対して7名の方が回答していたが、どれも相手を理解しようとしていない一方的な回答だった。
その中でも「こいつが上司やったら最悪やわ…」っていう回答はこちら。
完全に納得しないと動かない人間なんて使いようがない。自分でやった方が早い。うだうだゴネて動かない腰の重い人間はいらない。迷惑。
全く理解しないまま動かれるのも迷惑だがある程度理解したら動いてもらわないと困る。バランス感覚大事。上司の立場に立って物事を考えて欲しい。ビジネスのスピードは早い。
引用元:教えて!goo
この回答を見る限り、上司という立場からの意見だということはわかる。
で、「納得しないと動かない人間なんて使いようがない」ということを言っている。
さらに、「上司の立場に立って物事を考えて欲しい」という本音まで出ちゃってる。
つまりこの方は、
納得できなくても動いてくれる「できた人間」しか使えない無能な上司
であることがわかる。
ただ、この人の言うこともわかる。
たしかに上司に気を使ってくれて動いてくれる部下なら楽でいい。
しかし部下が「納得できない」と言うのなら、納得できるような説明を準備するのもまた上司の責任だと私は思う。
納得できないのは、意味のない仕事をやらせているから
そもそも部下はなぜ仕事に対して「納得できない」と言っているのか。
それはその仕事自体が「意味のない業務」だからなのかもしれない。
たとえば、10年前に作られた業務があるとする。それはその時代背景や状況を考慮して作られたものであって、その時は効果があったので必要だった。しかし今は10年前とまったく状況が違いあまり効果がないのに、いまだにその時に作られた仕事をやっている。
こんなことはよくある。
実際にわたしが知っているところで、30年前からやっている効率の悪いやり方をいまだに続けている……という酷いところもあった(倒産しましたけど)。
無能な上司は、その仕事が今でも必要かどうかを考えず、「仕事だからやる」という安易な行動をとっている思考停止人間でもある。
「納得できない」は隠れた問題を見つけてくれる言葉
「納得できないです!」と言われたら私はチャンスと捉える。
なぜなら、自分でも気づかなかった問題点に気づくことができるからだ。
業務に問題があるならやり方を見直せばいいし、自分の指示の出し方や説明の仕方がおかしいのであれば、納得させれるように改善すればいい。
どちらにしても、一歩前進できるということだ。
しかし無能な上司は違う。
チャンスどころか、
「今までやってきたことを否定されてたまるか!」
という自己防衛的な気持ちが強くなり、部下に対して
「黙ってやれ!」とか「お前のそういうところがダメなんだ!」
と攻撃的な言葉を投げかける。
まぁ最近ではここまで酷い上司はなかなかいないと思うけどね。
こんな上司の下で我慢する必要なんて1ミリもない!
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