この記事では、製造現場をベースに職人と呼ばれる人(主に、溶接、製缶など)について書いています。
うるさいだけの無能な職人とはできるだけ関わりたくない
文句ばかり言ってくる職人はみんな同じに見える
同じように文句ばかり言ってくる職人さんの中には、実は有能な人も隠れています。
いわゆるできる職人です。
ここでいう「できる職人」とは、こちらの要望を素直に聞いてくれてしかも腕がいい職人のことです。
ただ、できる職人の心を掴まないと、こちらの要望は聞いてくれません。
その代わり心を掴めれば鬼に金棒。全力で協力してくれるようになります。
そこで今回は、無能な職人とできる職人を見分ける2つの方法について、詳しく書いていきたいと思います。
無能な職人とできる職人を見分ける2つの方法
無能な職人とできる職人とを見分ける方法は2つあります。
話の内容で見分ける
無能な職人の特徴
無能な職人は、どう考えてもムリなことを平気で要求してきます。
まさしく利己的で自己中。
自分さえよければそれでええんかい!ってことを平気で言ってくるし、そういう仕事をしています。
特徴的なのは、自分では何も創造しないくせに、人が考えたことに対しては辛口コメントをボロカスに言う。
あと陰口も大好きですね(笑)。
無能な職人というより、人間として最低な人が多い。。。
とにかく文句の内容が利己的で自己中なら、無能な職人の可能性大です。
できる職人の特徴
口は悪いが言うことは的を得ていることが多い。
なんか純粋に、いい仕事をしたいから文句を言っている感じですね。
なので痛いところをガンガン突いてきます。
たとえば要望したことに対して、
「これをやっても意味ないやん。この現象を止めるにはもっと〇〇を調整せなあかん!」
など、根本的な原因はどこなのかに着目しているので、目先の問題にしか目を向けていないような仕事を要求されたら反抗します。
ただしこれは、自分のことだけじゃなく、職場にとってプラスになることを常に考えているからなんですね。
なので、できる職人は問題の本質に迫ることをズバッと指摘してくるんです。
仲間意識の強さで見分ける
仲間意識が強いリーダータイプの職人は、仲間を巻き込んで職場に良い影響を与えてくれます。
こういうタイプの人には、自分たちが働きやすい職場にするための提案をしたときに、どんな反応をするかで見分けます。
たとえば、能力の低い仲間の技術を引き上げるために時間をつくる提案したとします。
リーダータイプのできる職人は、その申し出に感謝し、仲間の技術を引き上げるためにエネルギーを注ぎます。
それに対し、リーダー風を吹かせてるだけの無能な職人は、仲間の技術を上げるための時間を、自分が楽するための時間として使います。
無能な職人は口だけは達者なので、ダマされないように行動を細かくチェックしましょう。
職人から受けた提案をできるだけ実現させることで、お互いが協力し合える関係を築くことができます。
その人自身の技術が高くなくても、仲間を巻き込みいい方向へ導いていける。まさしくリーダーとして「できる職人」ですね。
他の職人もまとめてくれるので、すごく楽になります。
できる職人にだけアプローチする
できる職人にだけアプローチすることで、ムダに疲労することがなくなります。
精神的に楽になり、仕事もはかどるからです。
ダメ職人にいくらアプローチしたところで、精神的に疲労するだけで仕事がうまく回ることはほとんどありません。
それに対し、できる職人が協力してくれるようになると、仕事もうまく回るようになります。
仕事がやりやすい環境を整えれば整えるほど、協力的になってくれるでしょう。
まずはできる職人だけにアプローチして、無能な職人は放っておく。このように割り切って考えたほうが、良い結果が生まれやすいですよ。
まとめ
今回は、無能な職人とできる職人を見分ける方法について書きました。
見分ける方法は2つ。
- 話の内容で見分ける
- 仲間意識の強さで見分ける
です。
文句ばかり言っている職人さんでも、よくよく話を聞いてみると、その違いがわかるようになってきます。
そこさえわかれば、あとはできる職人さんにだけアプローチすればいいだけ。
無能な職人は適当にあしらってムダなエネルギーを使わないようにしましょう(*^^*)
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