無能なアホ上司の下で働いていたら、ムカつくことがめちゃくちゃありますよね。
人の皮を被った悪魔かと思うような言動をすることが多々あります。
怒りの感情は横に置いといて、まずは敵を知ることが大事です。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
無能なアホ上司の特性を把握し、手のひらで躍らせちゃいましょう。
※無能な上司の特徴はこの記事に詳しく書いています。
今回は、無能なアホ上司の下で働く場合の戦略について書きたいと思います。
無能なアホ上司には何も望むな!
無能なアホ上司に、
「もっと優しくしてほしい」
「もっと自分たちのことを考えてほしい」
と思っているのなら、その願いは叶いません。
なぜなら無能なアホ上司は、自分のことしか考えられないし、他人のために自分を変えるなんてありえないからです。
基本的には、自分は一切変わらないけど他人にはやたら「もっと自分を変えなさい!」と変化を求めるような、身勝手な考え方をしています。
なので、上司に変わってほしいと願っている限り、現状は一切変わりません。
それよりも、「アホ上司は変わらない」という現実を受け止めましょう。
そして、どう対処するのかを考えていけばいいんです。
そのほうが100倍気持ちが楽になりますよ。
- 優しくしてもらいたいのか
- 潰す方向でいくのか
あなたが望む方向でやり方が変わります。
どちらにせよ、まずはあなたの考え方を変える必要があります。
次の章から具体的な方法をお伝えします。
上司に優しくしてもらいたいのなら
どうしても上司に優しくしてもらいたいなら方法はひとつ。
それは、
指示されたこと
+
上司の成果につながること
をやることです。
具体的にいうと、「成果をプレゼントする」ことです。
上司の成果につながるのはムカつくかもしれませんが、これは上司のためではなく、「自分の成長のため」だと割り切りましょう。
優しくしてもらうための戦略
成果をプレゼントしてあげれば、上司はあなたに優しくしてくれます。
「いやいや、それはムリ! なんであんなアホ上司に成果をプレゼントせなあかんねん!!」
という声が聞こえてきそうですが、焦らないでください。
これは、「アホ上司を手のひらで転がすための戦略」です。
この戦略で大事なのは以下の2点。
- 有形効果をもたらした無形効果をまとめる
- 自分のやったことを時系列でまとめておく
なぜこの2点が大事なのかというと、
再現するためにもっとも重要なことを、あなたが握っている必要があるからです。
参考
「有形効果」とは、効果が目に見えるもの、測定可能なもの
「無形効果」とは、数値化できない目に見えない効果
ようは、
「目に見えない効果があったからこそ、目に見える効果を出せた」
という事実を証明できるようにするためです。
たとえば、他部署への根回しや、チームメンバーへのサポート(技術面や精神面)などがそうです。
数字には表せないので見落としがちですが、実はものすごく重要であることを現場の人間は痛いほどわかっています。
この数字で表せない「無形効果」をすべて把握し、順序立てて説明できるように準備しておけばOK。
あとの目に見える成果はアホ上司にプレゼントしちゃいましょう。
そうすれば、自分のためによく働いてくれる部下として可愛いがられ、優しくなるはずです。
上司を潰す方向でいくのなら
「どうしてもアホ上司の下で働くのは我慢できない!」
「どうしてもあの無能なアホを潰したい!」
と思うぐらいムカついているのなら、しょうがない。
潰す方向でいきましょう。
ただし、一度深呼吸をして、気持ちを落ち着かせてください。
感情に支配されれば、冷静な判断ができませんから。
一応アホな上司にも、大切な家族がいることを頭に入れておいてくださいね。
ちなみに「潰す」というより、「無能さを証明する」と言った方がいいですね。
無能なくせに自分を大きく見せてきたアホ上司にとって、無能さを晒されることは、生きた心地がしないぐらいの屈辱なはずです。
てゆーか、自分が無能だなんてこれっぽっちも思っていなかったかもしれません。
なんせアホですから。。。
上司の無能さを証明するためには
先ほども書きましたが、無能な上司は「有形効果」を重要視しがちです。
数字として見えるほうがインパクトがあるし、「これだけ効果出したで~! どや!」と言いやすいからです。
しかし、数字で表す効果は、意図的に「よく見えるように工夫している」ことがほとんどです。
たとえば、
改善前と、改善後ではこれぐらい時間短縮できました。
1年で計算すると、〇〇時間です。
〇〇円コスト削減できます。
という発表をよく見ます。
本当に1年間で計画通りのコスト削減ができると思いますか?
・・・順調に進むと思いますか?
理論上ではうまくいく計算でも、そのほとんどが何かトラブルが発生したり、想定外のことが起きたりしてうまくいかないもんです。
でも、なぜかうまくいくことがあります。
それは、理論上うまくいくように考えられているからではなく、目に見えない誰かの「気遣い」や「働きかけ」のおかげであることが多い。
ようは、うまく事が進むように「根回し」している人がいる ということです。
たとえば、いろんな立場の人がきちんと役割を活かせるようにマネジメントをしたり、意思の疎通を助けるためにハブの役目を担ったりと、全体をうまく回すためにはこの根回しをする人が必要です。
この人が無形効果といわれる目に見えない効果を生み出し、有形効果につなげているといっても過言ではありません。
何が言いたいのかというと、
あなたはこの重要性を把握しているので、目に見えない無形効果を再現することができます。
しかし無能なアホ上司は、目に見える効果以外は見ようとしていないので、再現することができません。
再現できなければこう思われます。
「前回の成果はまぐれか・・・?」
このときがチャンスです。
無能なアホ上司のさらに上の上司に事情を聞かれたら、すべての真実を伝えましょう。
そうすれば、「無能な上司はじつは無能だった・・・」ということがわかり、信頼がなくなるはずです。
無能さが証明されて、アホ上司のさらに上の上司にまで信頼をされなくなると、ある意味終わりなんで。
まとめ
今回は、無能なアホ上司の下で働く場合の戦略について書きました。
- 優しくされたいのなら、成果をプレゼントする
- 潰したいのであれば、無能さを晒してしまう
ただそれだけです。
成長意欲がないのに出世欲だけがやたら強いやつは、これで終わります。
そのための準備は怠らないように。